美味しさのひみつ

十勝農楽校には新しい発見がたくさんあります♪

自然や食、命の大切さを伝えたい

「コーヒー牛乳は、牛にコーヒーを飲ませると出るの?」こんな質問が東京都の小学6年生の男の子から舞い込みました。
また、「乳牛は乳を出す動物なのだから、ある年齢になったら勝手に牛乳を出してくれるんでしょ!」と質問してきたのは、当時長男が通う小学校のPTAでのお母さん方でした。

高度に分業化された文明社会の盲点である生産者と消費者の乖離に気付いた広瀬牧場のおやじ(文彦)は、「子供たちや消費者に、まずは自分の牧場に来てもらい、牛乳の搾られる現場を見て聞いて自然や食、いのちの大切さを肌で感じてもらいながら生産活動を学んでもらおう」と考えつきました。

まずはかあちゃん(真由美)と相談して、広瀬牧場のミルキングパーラー(搾乳室)の2Fに見学室を作り(1991年)、牧場に興味のある方々に開放しはじめました。

広瀬牧場の新鮮な生乳で毎日手作り

みなさまの声から生まれたウエモンズハート

この取り組みのウワサは地元中心にすぐクチコミで広がり牧場に遊びに行きたい!!見てみたい!!というお客様がどんどん増えて気がつけば、初年度には約600人。徐々に増えて、4年目からは2,000人前後の方が広瀬牧場に見学・体験にくるようになり、そのうち「広瀬牧場でとれた牛乳や乳製品を食べてみたい」という声がどんどん寄せられるようになりました。

かあちゃん(真由美)は「広瀬牧場の生乳を使って美味しいものを食べさせてあげたい!」という想いからアイスクリーム作りの修行に出ました。

私たちのこだわりは自然からの声です♪

十勝へのこだわりがコクのある味を作りました

かあちゃんのこだわりは新鮮なものをお客様に食べていただくことでした。そのためには、広瀬牧場の新鮮な生乳を低温殺菌(68℃で30分)し、毎日つくりたての手作りジェラートを提供することにしました。

そして、果物や野菜は、自家生産物や無農薬・有機栽培の物など、 特に十勝産のものにこだわり、季節を味わうジェラートを丁寧に造ること。

これが、かあちゃんのおもてなし
豊かな自然の中で、新鮮な質の良いものを食べていただく。
ウエモンズハートのジェラートは広瀬牧場に遊びに来てくれるお客様への答えだと思っています。

そして「搾乳見学室」から始まった取り組みも「酪農の話」「搾乳体験」「アイスクリームづくり体験」などを開講し、「十勝農楽校」として本格的な酪農体験学習の場となり、今では年間100組2,500人前後が利用してくれるようになり、みなさまにご好評いただいております。

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